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築100年の古民家で味わう沖縄そばと琉球料理「大家(うふやー)」

広く自然豊かな庭内の散策も魅力的

沖縄本島北部の名護市中山にある大家(うふやー)は、明治時代の後期に建築された安里家(2001年に修復)を中心に、後に南側の沢岻家と北側の新城家を移築・復元して、沖縄そばと琉球料理の店としてオープンした。収容客数450人を誇る県内最大規模の沖縄そば店である。“大家(うふやー)”という店名の由来は中央に位置する安里家の屋号からきており、“本家”のような意味を持つ屋号だと考えられている。

大家(うふやー)の外観。築100年を超える古民家の存在感は圧倒的

大家(うふやー)の外観。築100年を超える古民家の存在感は圧倒的。(写真/黒田史夫)



 駐車場はレンタカーで混みあい、ひっきりなしに観光客が訪れるお昼時の大家(うふやー)。テーブルの空きを待つ多くの人たちが古民家をバックに記念撮影に興じている。のんびりとした古民家のある風景のなかで食べる沖縄そば店としての顔を持つ昼間と、日が落ちてからとでは全く異なる性質を持つのが大家(うふやー)の魅力でもある。夜になると、ライトアップされて暗闇に浮かび上がる古民家群は「アグーのしゃぶしゃぶセット」(3800円)などのアグーを中心とした琉球料理のコースを楽しむ、落ち着いた雰囲気のレストランへと一変する。

 大家(うふやー)が位置する県道84号沿線はナゴパイナップルパークやOKINAWAフルーツランド、森のガラス館、八重岳への入口、伊豆味みかんの里などの観光施設が集中するエリア(ナゴパイナップルパークの詳しい紹介ページ)。くわえて県内最大の人気スポット、沖縄美ら海水族館への通り道でもある(水族館までは車で15キロ、25分ほどの距離)。毎年1月中旬から2月にかけての“日本一早い”桜祭りの季節には、八重岳周辺は寒緋桜におおわれ、多くの観光客でにぎわう。観光に便利なロケーションにある大家(うふやー)は、北部ドライブの途中にぜひとも寄ってみたいイチオシのレストランだ。

▼那覇空港から「大家(うふやー)」への行き方

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 那覇空港および那覇市内から名護市の大家(うふやー)へは高速道路を使って1時間20分ほど、一般道でも2時間程度の距離だ。高速道路利用の場合、国道331号を一旦南下して、空港から約10分の豊見城・名嘉地ICから那覇空港自動車道へ入ると便利。西原JCTで沖縄自動車道へと合流し、そのまま終点の許田ICまで走る。その先は国道58号を北上し、白銀橋(東)交差点を左折して県道84号へと入る。ナゴパイナップルパークを過ぎて3つ目の信号を左折し(看板が目印)、案内に従って進めば大家(うふやー)へ到着する。ちなみに2つ目の信号のところにも大家(うふやー)の看板があるが、こちらは道幅が狭く地元の生活道路になっているため、夜間専用の入口となっている。許田ICからは約11キロ、20分の距離。高速料金は普通車で950円。

 一般道を使う場合、空港から国道332号(331号と重複)か、那覇うみそらトンネルを経由して国道58号に出る。あとは沖縄の大動脈、国道58号を名護まで一気に北上する(那覇市内からも同じ)。南国の都会・那覇の街並み、北谷町美浜アメリカンビレッジの大観覧車、延々と続く米軍基地のフェンス、恩納村の西海岸リゾートエリアの景観等々、移り変わる車窓を楽しむなら断然、一般道利用をおすすめする。しかし、朝夕の交通渋滞は大都市並なので、のんびり派以外は高速利用が無難かもしれない。

おすすめランチメニュー・ベスト3


 大家(うふやー)を訪れるなら、庭内を流れ落ちる滝を眺めながら食事ができる縁側の席に陣取りたいところ。人気席なだけに待つこと必至だが、それだけの価値がある眺めだ。それでは、観光客が訪れる機会の多いランチにしぼって、おすすめメニュー・ベスト3を紹介してみよう(選者:佐々木誠マネージャー)。

人気ナンバー1の「アグーの肉そばセット」(1575円)

人気ナンバー1の「アグーの肉そばセット」(1575円)。(写真/黒田史夫)



第1位:「アグーの肉そばセット」(1575円)
「やんばる島豚」というブランドに認定された本物のアグーがゴロゴロと入った、大家(うふやー)人気ナンバー1のメニュー。沖縄そばなのだが、上に盛られた肉の量が通常より多いため「肉そば」と名づけられた。出汁はカツオベースのあっさり系。セットでジューシー、もずく酢、島豆腐の冷奴等が付いてボリューム満点。

第2位:「アグーのしょうが焼き丼」(1575円)
秘伝のしょうがダレに漬け込んだアグーが美味いガッツリ系の丼物。こちらもセットでお吸い物、もずく酢、サラダ等が付いてくる。

第3位:「ちゅら御前」(1260円)
ゆし豆腐という、型に入れて固める前のフワフワした状態の豆腐のセット。ジューシー、ラフティー、センギリイリチー、もずく酢、サラダ等が付き、身体に優しいと女性に圧倒的な人気。

待ち時間や食後に庭内の散策もおすすめ


 広い敷地を持つ大家(うふやー)の中核をなす安里家、沢岻家、新城家の古民家。築100年を超える建造物の持つたたずまいは、それだけで一見の価値あり。現在、これだけの古民家が見られるのは他には国指定重要文化財の中村家住宅か「琉球村」や「おきなわワールド」に保存されている古民家群くらいのものなのではないだろうか。

人気の縁側席。目の前に滝が流れる

人気の縁側席。目の前に滝が流れる。(写真/黒田史夫)



 テーブルの待ち時間や食後におすすめなのが自然を活かした庭内の散策ルート。多彩な植栽を持つ庭内は時期により、その印象をがらりと変える。毎年1~3月には1万本の野牡丹が一斉に咲き乱れ庭内を紫一色に染め、7~8月には夜にだけ花が咲き翌朝には花を散らすというサワラジ(さがり花)の木々が幻想的にライトアップされる。また、敷地内15ヶ所に設置された滝が涼しげな雰囲気を醸し出している

【メモ】
<大家(うふやー)>
住所=名護市中山90
電話=0980-53-0280
営業=11時~17時、18時~22時(21時ラストオーダー)/年中無休
HP=http://www.ufuya.com
駐車場=有り(20台)

2013年09月30日(月) 【投稿者】黒田 史夫

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