那覇空港から中村家住宅までの距離と所要時間の目安

本島では珍しい古民家をめざし、沖縄中部をドライブ

国の重要文化財、中村家住宅の赤瓦の屋根

那覇空港から本島中部、北中城村の中村家住宅までは一般道で約20キロ、45分ほど。高速道路を利用すると少し遠回りになり約30キロ、時間は大して変わらない。難しい道ではないので、渋滞する時間帯を避ければ、一般道利用のほうがお勧め。

 一般道を利用する場合、那覇空港から国道332号~国道58号(北向け)で宜野湾市まで約15キロ。伊佐交差点を右折して県道81号へ入り、キャンプフォスターのフェンスを左に見ながら3キロほど直進。石平交差点を右折すると約500メートル先に標識があるので、そこを右折(安谷屋交差点)して県道146号へ。道なりに1.5キロほど走ると右側に中村家住宅がある。

 高速道路を利用する場合、空港から国道331号を経由して豊見城・名嘉地ICから那覇空港自動車道へ。西原JCTで沖縄自動車道へ合流し、北中城ICで降りる。高速料金は普通車で250円。一般道へ突き当たったら右折、その先T字路を右折し、次の信号(安谷屋交差点)をまた右折する。北中城ICからは約5分。

 中村家住宅は、沖縄本島では珍しい、戦前の沖縄の住宅建築の特色を全て備えた建物。当時の沖縄の上層農家の生活様式を知る貴重な資料として、昭和47年には国の重要文化財に指定された。

 中村家住宅の約1.5キロ先には、世界遺産に登録されている中城城跡がある。自然の岩や地形を利用した城壁の曲線に、築城当時の石積技術の高さを見ることができる城跡だ。帰り道、石平交差点から伊佐交差点へ向けて下る県道81号は絶好のビューポイント。米軍基地越しに広がる沖縄西海岸一帯と東シナ海が一望できる。夕暮れ時には、美浜アメリカンビレッジの大観覧車の明かりがアクセントになる。

【那覇空港⇔中村家住宅】
<距離>=高速道路利用(沖縄自動車道)の場合、約30キロ
     一般道利用(国道58号経由)の場合、約20キロ
<所要時間>=約45分
<高速料金>=(西原JCT~北中城IC)普通車250円

あわせて読みたい!

今、この宿、見られてます

×