那覇空港から識名園までは約8キロ、渋滞が多い那覇市内を走るため時間は読みづらいが、空いていれば20分ほど。まずは空港から国道332号を使って那覇市内へ出る。空港すぐの沖縄セルラースタジアム那覇の手前、山下交差点を右折する。球場駐車場を左手に見ながら500メートルほど走ると国道330号に出るので、ここを左折。2キロほど先の与儀交差点を右折して市民会館通りへ。1.5キロほど行き識名3丁目付近を左へ。約1キロ道なりに走ると識名園がある。少し道が分かりづらいので、ここは積極的にカーナビを利用したいところ。

　9つある「琉球王国のグスク及び関連遺産群」のひとつとして世界遺産に登録されている識名園は1799年に造営された琉球王国最大の別邸。国王一家の保養や中国からの冊封使の接待などに使われていた。日本風の廻遊式庭園の中に六角堂など中国の影響も見られる。

　識名園から首里城公園(首里城と園比屋武御嶽石門)や隣接する玉陵へは3キロ、10分ほどの距離。この4つが那覇市内にある世界遺産群なので、一緒に見学することをお薦めする。首里城公園から県道29号を3キロほど下ると沖縄最大の繁華街、国際通りの北側入口である安里三叉路に出る。国際通りには多くの店舗が集中しているので、お土産を買ったり食事する場所を探すのに困らない。

【那覇空港⇔識名園】
＜距離＞＝約8キロ
＜所要時間＞＝約20分(一般道利用)