那覇空港から残波岬までの距離と所要時間の目安

読谷を目指して走る、沖縄中部の旅

約2キロ続く断崖の先に残波岬灯台が見える

那覇空港から読谷村の残波岬までは一般道を使って約35キロ、渋滞しなければ1時間20分ほど。レンタカー会社は空港周辺に営業所が多いが、到着後に使えるよう事前予約は必須だ。沖縄のメインストリート国道58号(R58)~県道6号を走るコースは見所が多い。

 空港から国道332号か那覇うみそらトンネルを経由して国道58号へ出たら、読谷村の伊良皆交差点まで北上する。ここまで約26キロ、1時間。途中、浦添市港川を脇道に入れば、そこは外人住宅のカフェが集まる人気スポット。また、宜野湾市大山のR58沿いにはアンティーク家具の店が軒を連ねる。北谷町には大観覧車が目印の美浜アメリカンビレッジもある。のんびりドライブするなら寄り道してみよう。

 読谷村に入り、伊良皆交差点を左折して県道6号へと入る。6キロほど走ると「残波入口」の標識があるので、そこを直進(県道6号は右側へそれる)。あとは3キロほど進めば、突き当りが残波岬だ。途中、県道6号、マックスバリュー都屋店付近を左に入ると都屋漁港がある。食堂では定食のほか、魚やイカなど揚げたての沖縄てんぷらが1個60円で売られている。冬場には、ここからホエールウォッチングの船も出ている。

 残波岬は東シナ海に面して、高さ30メートルの断崖が約2キロ続く岬だ。磯釣りやダイビングのポイントとしても有名。一帯には残波岬灯台や、ふれあい広場、残波ビーチなどがあり観光地を形成している。冬場は北風が強いので長袖の上着が必要。残波岬から5キロ、10分ほど戻ったところには世界遺産の座喜味城跡が、さらに4キロ先には読谷やちむんの里がある。長閑な読谷の雰囲気に浸るには最適な散策スポットだ。

【那覇空港⇔残波岬】
<距離>=約35キロ
<所要時間>=約1時間20分

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