那覇空港から宜野湾市の嘉数高台公園までは一般道を使って約13キロ、35分と近い。まずは、空港から国道332号か那覇うみそらトンネルを経由して国道58号に出て北上。上之屋交差点を右折して、那覇新都心エリアを抜けて国道330号へ出る。米軍跡地にできた那覇新都心は大型ショッピングセンターを中心に再開発が進むエリア。沖縄県立博物館・美術館やDFS沖縄もあるので時間があったら寄ってみたい。国道330号を左折して5キロほど走ると嘉数高台公園の標識があるので左折して、看板に従って進めばすぐだ。

　嘉数高台公園は沖縄戦の激戦地の跡に作られた公園。園内には今でも、日本軍が使用したトーチカが残る。世界平和を願う地球儀をイメージした展望台からは、宜野湾市の住宅に囲まれた普天間飛行場の様子が一望できる。オスプレイ配備のニュースなどで、ここからの映像を見たことがある人は多いはずだ。
　
　嘉数高台公園周辺には古い外人住宅を利用したカフェやレストランが多く、ドライブ途中に立ち寄ってノンビリするにはちょうど良い。イタリアンのRaccoltaなどが人気だ。しかし、沖縄の店は入れ替わりが激しすぎて、ガイドブックも信用できない。目指す店があるなら事前に確認しておくのが賢明。嘉数高台公園から国道58号、大謝名交差点側へ出れば、宜野湾市西海岸の宜野湾海浜公園まで約4キロ、13分。周辺にはトロピカルビーチや沖縄コンベンションセンターなどがある。宜野湾バイパスの歓海門が公園入口だ。

【那覇空港⇔嘉数高台公園】
＜距離＞＝約13キロ
＜所要時間＞＝一般道で約35分