沖縄県立博物館・美術館は那覇新都心エリアにある。米軍跡地の再開発地区である那覇新都心には大型ショッピングセンターや本土チェーンの飲食店、ホテルや高層マンションなどが林立し、その沖縄らしくない街並みは、しばしば批判や揶揄の対象となるが、週末には多くの地元客や観光客が押し寄せる人気のエリアでもある。 那覇空港からの距離は約7キロ、15分。国道332号を経由して国道58号を那覇、名護方面へ北上。上之屋交差点を右折すると、1キロほどで左側に県立博物館・美術館の大きな白い建物が見えてくる。 レンタカー会社は空港周辺に営業所が多いが、到着後に使えるよう事前予約は必須だ。 2007年に開館した県立博物館・美術館。沖縄の城(グスク)をイメージした建物は、全館バリアフリー。博物館の常設展では「海と島に生きる」をテーマに、沖縄の自然、文化、歴史を紹介。美術館では、沖縄にゆかりのある作品を中心にコレクションする一方、様々な企画展を開催している。 国内唯一の路面免税店DFS沖縄は600メートル先にある。モノレールおもろまち駅と隣接しており、近年、多くのレンタカー会社がDFS内に営業所を設け、DFSでショッピングしてからモノレールで空港へ、という旅行スタイルを提案している。また、国際通り北側入口の安里三叉路まで約1キロ、首里城公園や波の上ビーチまで約3.5キロとアクセスが良いので、道さえ渋滞しなければ効率よく観光して回れる。 【那覇空港⇔沖縄県立博物館・美術館】 <距離>=約7キロ <所要時間>=一般道利用(国道58号経由)で約15分