奥武島と書いて「おうじま」と読む。沖縄には奥武島という名の島がいくつかあるが、ここは南城市玉城にある奥武島。たぶん一番メジャーな奥武島だ。那覇空港から奥武島へ行く場合、那覇空港自動車道の南風原南ICを経由するルートを使うと便利。空港から約10分の豊見城・名嘉地ICから高速に入る。南風原南ICで降り、津嘉山バイパス~国道507号~県道48号~国道331号と進めば奥武島へ通じる橋が見える。空港から約22キロ、40分ほどの距離。 奥武島は周囲約2キロの小さな島。沖縄本島とは短い橋でつながっている。橋を渡った正面右側には奥武島名物の天ぷらを売る中本鮮魚店がある。モズク、イカ、魚などの天ぷらが1個65円で売られている。普通の天ぷらとは違い、フリッターのように衣の厚い沖縄の天ぷらは、ドライブ途中のおやつにちょうど良い大きさだ。味も付いているのでスナック感覚で食べられる。ここから右手にまわると奥武ビーチがある。 本島側に戻って海沿いを右に2.5キロほど行くと、南部の超人気カフェ、浜辺の茶屋がある。南に向かって開け放たれた大きな窓から海を眺めていると、時間の流れを忘れて、つい長居をしてしまう。浜辺の茶屋から国道331号へ出て知念方面へ進めば7キロ、15分ほどの場所には斎場御嶽がある。ここは琉球王国最高の聖地にして、近年はパワースポットとしても人気だ。 これらのドライブに欠かせないレンタカーも、事前に調べてお得な商品を予約しときたいところだ。 【那覇空港⇔奥武島】 <距離>=高速道路(那覇空港自動車道)利用の場合は約22キロ <所要時間>=高速道路利用の場合は約40分 <高速料金>=無料