那覇空港からブセナ海中公園へは沖縄自動車道を使って約1時間15分、国道58号で行っても1時間45分ほど。距離は約60キロ。高速道路利用の場合、那覇ICを使うより少し遠回りになるが、国道331号を一旦南下して約10分の豊見城・名嘉地ICから那覇空港自動車道へ入るほうが速い。西原JCTで沖縄自動車道へ合流し、そのまま終点の許田ICまで。インター出口からは左へ進み、国道58号を那覇方面へ向けて南下する。5キロほど走ると右側にザ・ブセナテラスホテルへ続く入口が見えてくる。高速料金は普通車で950円。

高速道路利用なら、ETC搭載車のレンタカーがおすすめである。ETCカードは持参となるので注意する必要がある。



　一般道を使う場合は、空港から国道58号へ出て北上するだけ。浦添市から嘉手納町にかけては道の両側にフェンスで仕切られた広大な米軍基地が続き、異国的な沖縄の雰囲気を演出している。道中、美浜アメリカンビレッジで食事やショッピング、定番の万座毛の見学など寄り道を楽しめる。道中の見所が多い国道58号だが、沖縄を縦断する大動脈だけに朝夕の交通渋滞は大都市なみ。那覇市内や浦添市牧港付近、北谷町美浜付近などが渋滞ポイントになっている。

　ブセナ海中公園はザ・ブセナテラスホテルや万国津梁館と同じ敷地内にある。海中展望塔やグラス底ボートで、泳ぎが苦手でも海中のカラフルな魚たちの泳ぐ姿を体感できる。発券所から各施設までは無料シャトルが運行しているので、暑い夏の日中でも安心だ。
　
【那覇空港⇔ブセナ海中公園】
＜距離＞＝約60キロ
＜所要時間＞＝高速利用（豊見城・名嘉地IC～許田IC）の場合は1時間15分
　　　　　　　一般道利用（国道58号経由）の場合は1時間45分
＜高速料金＞沖縄自動車道・西原JCT～許田ICまで普通車950円
＊那覇空港自動車道(豊見城・名嘉地IC～西原JCT)は無料区間