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レンタカー利用とサンゴ礁保全を両立する仕組みづくり

2016/06/17

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沖縄で観光に携わる者として

沖縄の観光産業は、豊かな自然環境によって成り立っています。

観光を通じた地域の活性化を目指しているパムですが、「レンタカーを利用してくれるユーザーが増えれば増えるほど、自然環境に与える負荷が大きくなっていること」が気になるようになっていました。
このことに対し「微力でも、継続的に自然環境の保護につながるようなことがしたい」という気運が高まり、始まったのが「レンタカーに乗って、サンゴを増やそうキャンペーン」です。

サンゴ移植活動の様子 提供:海の種
サンゴ移植活動の様子 提供:海の種

オリックスレンタカーと共同で

みなさんが「沖縄の景色」として連想するものの中には、きっと美しいサンゴ礁があるのではないでしょうか。世界有数のサンゴ礁が広がる沖縄の海には、全国から多くの方が海水浴やマリンレジャーを目的に訪れます。

海岸の白い砂もサンゴが砕けてできたもの
海岸の白い砂もサンゴが砕けてできたもの

沖縄に本社を構える私たちとしても、遊びに来た時にぜひ見てほしいと思える誇らしい風景であり、沖縄という地域にとって、豊かな自然環境の象徴であるサンゴ礁はかけがえのない財産でもあります。

そんな想いを胸に、「共同でサンゴ保全キャンペーンをしませんか?」と提案。2013年よりパムが運営する「たびらい沖縄」を通じてオリックスレンタカーのハイブリッドカーをご利用いただくと、利用料金の1%相当額が沖縄県読谷村にある「海の種」に寄付され、サンゴの移植活動にいかされるというキャンペーンが始まりました。

贈呈式の様子
贈呈式の様子 中央が「海の種」代表の金城さん

このキャンペーンは、沖縄の海を楽しみに多くの観光客が訪れる夏の期間に開催。ユーザーに沖縄の美しい風景を形作るサンゴ礁の保全に貢献することに加えて、環境負荷の少ないハイブリッドカーのご利用を提案するものになっています。

こうした活動は一回限りではなく継続していくことが重要です。今後も途切れることなくつないでいくことで、沖縄の美しい風景を次世代へ残していきたいと考えています。

 

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